予想しない競馬ブログ #その④ 〜芝単勝応用編〜

みなさんこんにちは。

おぼろです。

前回から時間が空いてしまい、申し訳ありません…。
ちょっと今回は時間がかかってしまいました…。

今回は芝単勝応用編!

ということで複雑条件を用いて基本編で絞った買い目をさらに絞って回収率100%超えを目指して行きます!

今回の応用編で用いる複雑条件とはつまり以下のことを指して行きます。

複合条件

これはつまり馬柱を見てパッとわかるような内容(前回の基本編でなぞったような一要素により絞れる条件)ではなく複数の要素から成り立つ条件
ということです。

ただ、サンプル数が欲しいためここではAND条件ではなくOR条件を見て行きたいと思います。


という方!つまりはこういうことです!
AND条件・・・前走脚質先行 かつ 前々走脚質先行
OR条件・・・前走脚質先行 または 前々走脚質先行

つまり範囲が広いです(小並感)

なのでこれで見て行きたい!わけですが!

そう!TARGETではOR条件を見るのは難しいです🤔

ということでデータをテキスト形式で落としてデータベースに落としてそれを自在に操って行きます。

ただ、その道のりは長く険しいものだった…

ポンコツSE、2週間もかけゴミPGをつくる』の巻

PGを自作したことのないポンコツ君には険しい道でした…。

何が辛かったかってね(ry

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というわけで2週間かけてまずはこのポンコツプログラムを作り、TARGETで落としたCSVSQLserver(DBの一種です)に落とすことを実現しました。

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これを使うとこんな感じでDBに落とせましたーーー!

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さぁ、DBに入れることもできたし、大まんぞくやんです

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みなさん、ご愛読いただきありがとうございました。おぼろ先生の次回作にご期待ください!



というわけにはいかないのでこのデータを競馬新聞のように近5走のデータを並べ、このデータの傾向を分析していきます。

まぁ、ここからは本当につまらない検証作業の繰り返しです。

試してみてあまり回収率が上がらなかったものも含め、やってみた条件一覧をご覧ください…

ジョッキー関連
  • (ジョッキーの勝率が10%以下、かつ前走のジョッキーの勝率はもっと低い)を含まない ×
  • 前走ジョッキーの勝率が11.5%以下 ×

・・・10年間もあればだんだんとみんなが強さに気づくorジョッキーの腕が鈍るからか2010年ほどまでは絶好調でしたが近年はかなり悪い結果となりました。
やり方次第では使えそうな要素になりそうですけど、ちょっと今は使わない方向にします。

馬能力関連
  • 「前走先行」または「2走前逃げor先行」または「3走前逃げor先行」または「4走前逃げor先行」または「5走前逃げor先行」 ×
  • 近3走で5着以内に来たことがある ×
  • 近5走の着差タイム平均が3秒以内 ×
  • 近5走で上がり順位5位以内を経験している ×
  • 近5走で着差タイム1秒以内を経験している 〇
  • 近2走で補正タイム90を超えたことがある 〇

・・・馬の能力について、これらは妙味を出すというより馬券にならない馬のあぶり出しです。これくらいないと話にならないよ、といった感じの項目は使える傾向にありましたね。

過剰人気関連
  • 近5走で2.5倍以下に推されたことがある 〇

・・・過剰人気経験がある、というのは名前が知られるのでそれだけで購入候補になってしまうのでしょう。
今回1番人気も買えない条件ですが、同様にこれまでの人気も買えない条件のようです。(人気で見なかったのは押し出された拮抗した1番人気をあまり削りたくなかったためです)

トラックバイアス関連
  • 今回と同距離(芝)を近5走走ったことがある ×

・・・正直、複合条件でトラックバイアスを見つけるのはちょっと難しいような気がします。
好走時の展開利を何か指数化できれば行けそうだけどそれができるなら困らないですよね…。

不安要素関連
  • 斤量が50キロ以上である 〇
  • 馬体重の増減が-4以下or4以上 〇
  • ブリンカーをつけている馬は前回もブリンカーをつけていた 〇
  • セン馬は前走も前々走もセン馬である(去勢して時間が経っている) 〇

・・・不安要素裏表を試してみましたが、要素によって買えない要素、積極的に買える要素がありました。
一般的には割引が必要、と言われている要素はむしろ買いで、触れられないような要素は買えない要素であるようです。

と、ここまでいろいろな要素を見てきましたがこの時点で
10年間で
買い目点数:9812
回収率:96.8%

と点数はまぁ許容範囲内ですが回収率が100%をなかなか超えない…。

高い水準まで回収率を上げることはできても最後のひと絞りができませんでした。

そんなこんなで試行錯誤続けること約2週間…。

不意に性別ごとに回収率を見ていると恐るべき事態が発生していました。

牡馬:92.3%
牝馬:102%
セン馬:114%

自分は馬券を買うとき牡馬を優先していた(牝馬を軽視していた)のでこれをみたとき思わず

「えっなにこれは」


もちろん、牡馬が買えない要素、というわけではないと思うのです。単純にこの馬券法にあっていない。
もともとの馬券購入のスタイルがデータ重視であったため傾向としては今回の馬券法と傾向は近いはずです。

それで相性の悪い牡馬ばっかり買っていた…。

あほくさ

よってこの方法の最終解としては以下のようにまとめたいと思います。
なお、応用編で発見した条件でも簡単なものは基本条件に含めています。

★基本条件★

今回情報

オッズ 1.0-20.0
馬齢 6歳以下
人気 1番人気以外
性別 牝馬・セン馬


前回情報

RPCI 44以上
頭数 9頭以上
キャリア 1戦・2戦以外
脚質 後方・マクリ以外
上がり3F 1位以外
枠番 1枠以外
騎手 乗替り

★複雑条件★

着差タイム 近5走で着差タイム1秒以内を経験している
補正タイム 近2走で補正タイム90を超えたことがある
オッズ 近5走で2.5倍以下に推されたことがある
斤量 50キロ以上である
馬体重 増減が-4以下or4以上
ブリンカー ブリンカーをつけている馬は前回もブリンカーをつけていた
セン馬 セン馬は前走も前々走もセン馬である(去勢して時間が経っている)


以上の条件で絞ると10年間で
買い目点数:4247
回収率:102.7%

正直、買い目点数・回収率ともに物足りない感じはするのですが、芝の牝馬だけなので・・・。
牡馬はまたの機会に一度詰めていきたいですね。

それでは次はダート応用編!ダートのほうがおそらく回収率が出やすいので
さくっと回収率100、こえてみせらぁ!

ではまた!